CUI環境のRaspberry Pi 3にGNOMEを導入し、RDPでopenCVを実行する
前回のRaspberry Pi 3にkeras+tensorflow+openCV環境構築記事の続きにあたる記事です
今回はopenCVが導入されている状態でX window systemをインストール+RDPでopenCVを実行できるようにする。
前回の記事はこちら
Raspberry Pi 3にkeras+tensorflow+openCV環境構築 - Mnemosyne
使用したOSは
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RASPBIAN STRETCH LITE
Version:November 2017
Release date:2017-11-29
Kernel version:4.9
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早速、X window systemをインストールする。
$ sudo apt-get install --no-install-recommends xserver-xorg $ sudo apt-get install --no-install-recommends xinit
様々なデスクトップ環境があるが軽量なGUIを使用する為にPIXELをインストール
$ sudo apt-get install raspberrypi-ui-mods $ reboot
windows7からrdp接続を行いたかったのでRDPをインストール
$ sudo apt-get install xrdp
接続できるか確認の為にWindowsから
プログラムとファイルの検索の欄に mstsc.exe と入力する。
そうして表示されたプログラムを実行すると、以下のウィンドウが表示されるので
ラズパイのIPアドレスかホスト名を入力。
接続ができたら正常にインストールされている。
#WEBカメラなどを用いる場合はこのままだと実行権限の影響で
#エラーがでるので以下のファイル編集をします
openCVを通してカメラをリモートで確認できるように
~/.profile に
xhost +[IP名] #IP名を省略した場合は全てのホストからの通信を許可